講師紹介

講演 2018.02.17

~オーナー企業の自己革新(大手金融会社主催)~

【講師紹介】当社代表取締役 島田 直樹
株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズ代表取締役
・アップルコンピュータ、ボストンコンサルティンググループを経て当社創業
・株式会社日本M&Aセンター社外取締役
その他社外取締役(上場3社/未上場2社)、および顧問・監査役(計6社)を兼任
・東京理科大学大学院イノベーション研究科非常勤講師、立命館大学大学院経営管理研究科客員教授
・一橋大学商学部卒業
・マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院(Sloan School of Management)修了(MBA)

研修の概要

本研修は、「オーナー企業の自己革新」と題し、大手金融会社の主催によりオーナー経営者を対象に2日間にわたって実施された。研修では、自己革新の参加者自らが「失敗事例」「成功事例」を多面的に考察し、グループディスカッションを通じて考え方を深めることで、「自己革新」のポイントや進め方を体験的に学ぶ構成にて実施された。

内容詳細

  • 本研修では、最初に「オーナー経営者の失敗事例」の紹介・考察を実施することから開始した。これは失敗事例の要因( 拡大投資の失敗や特定顧客への集中、長期的な市場縮小など) 」を検討することを通じて、逆説的に「なぜ自己革新が必要か」「どのような自己革新が必要か」というポイントを分かりやすく明らかにしようとしたものである。
  • 次に、 「成功事例」では、自己変革を「既存事業のやり方(事業モデル)が時代に適合するにように、自らが主導的・計画的に適切なタイミングでアップグレードすること」と定義した上で、「アップグレード」に成功した企業の概要やその詳細を紹介した。その上で、自己革新に必要なもの、その成否を分けるポイントについてグループによる議論を実施した。
  • 最後に、グループディスカッションを通じて「どのように自己変革を実施するか」「その際の課題は何か」を参加者自らが検討することで、内容の深堀を行った。締めくくりとして、講師よりこれまでのコンサルティング経験に基づく「自己革新の要点」を説明し、研修会を終了した。