講師紹介

講義 2016.05.29

~立命館大学ビジネススクール 講義: 事業創造~

【講師紹介】当社代表取締役 島田 直樹
株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズ代表取締役
・アップルコンピュータ、ボストンコンサルティンググループを経て当社創業
・株式会社日本M&Aセンター社外取締役
その他社外取締役(上場3社/未上場2社)、および顧問・監査役(計6社)を兼任
・東京理科大学大学院イノベーション研究科非常勤講師、立命館大学大学院経営管理研究科客員教授
・一橋大学商学部卒業
・マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院(Sloan School of Management)修了(MBA)

講義の概要

本講義は「事業創造」をテーマに立命館大学ビジネススクールにおいて行われた。講義は2か月に渡り全7回行われ、会社単位での事業創造、大企業内での事業創造の2点について、講師自らの起業経験も交えながら解説された。

内容詳細

  • 第1回は、事業創造を「起業」と「新規事業立ち上げ」を2パターンに区分した上で、それぞれの担い手、一般的に言われているイノベーションの定義とP&Eにおけるイノベーションの定義について紹介した。
  • 第2回は、大企業が新規事業を見つける4つの方法について、その仕組みとともに実例を挙げて説明した。また、新規事業を生み出す1つの具体例として「対極にあるものを&で繋ぐ」手法を紹介した。
  • 第3回は、企業内の事業シーズ発掘の具体的な手法について、主に自社の強み、ビジネスモデル、スピードという観点から実例を交えて解説した。また、ゼロからの起業を成功に導くポイントについて説明した。
  • 第4回は、「エコシステム」というキーワードをもとに、日本の起業に関する現状および日米における起業環境の違いについて実際のデータを基に確認した。また、シリコンバレーの企業について最新事例を紹介した。
  • 第5回は、新規事業育成の重要な観点として、①ビジネスモデルの構築、②パートナー開拓について説明した。また、ゲストスピーカーとしてLENOVA会長である千本氏を招き、ご自身の企業・事業育成について講演いただいた。
  • 第6回は、ビジネスモデルの定義、ビジネスモデルの類型、ビジネスモデルの要素とそれらの相互関係について解説した。また、特徴的なビジネスモデルについて実例を紹介した。
  • 第7回は、「事業成長戦略」をテーマに日本の上場企業を売上規模別に分類し、その分類ごとの企業の特徴や抱える課題について、日米の対比を交えながら説明した。